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訪問看護リハビリステーション アオアクア 居宅介護支援センター西葛西 |
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久田 正博 所長・リハビリ課長
ヒサタ マサヒロ
MASAHIRO HISATA |
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訪問看護リハビリステーション アオアクア 居宅介護支援センター西葛西 |
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出身地:大阪府 |
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趣味:スポーツ観戦(サッカー、ラグビー、格闘技、野球…etc.) |
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好きな漫画:『ONE PIECE』『べしゃり暮らし』 |
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好きな映画:『ショーシャンクの空に』『地雷を踏んだらサヨウナラ』 |
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座右の銘:「損して得(徳)とれ」 |
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好きな音楽:「何でも聞きます。」 |
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好きな場所:京都 |
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■時代の先鞭を担う訪問看護・リハビリステーションとして |
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『訪問看護アオアクア』は2011年に開設いたしました。弊社を立ち上げた代表は、それまで看護師としてICUや救急に勤務していたそうです。そこで疑問に感じていたのが、せっかく退院しても、すぐにまた入院してこられる患者さんのことでした。「なぜ毎回、決まってそうなるんだろう……」 話を聞き、よくよく考えてみると、それが家での過ごし方にあると気づいたそうです。自宅に戻られてからも寄り添うような看護の体制。その人の基盤を支えることが大事だと考えたんですね。今後、団塊の世代の方が大挙して病院にお世話になる時代がやってきます。病院がそれをすべて受け入れることができればいいのですが、みなががみなそうとはいきません。その時代のニーズもあって、在宅看護専門の事業所を興すことになったのです。
設立を思い立ったきっかけにはもう1つ、看護・リハビリを取り巻く内部の事情がありました。当時、医療介護業界は現在よりもさらに過酷な職場環境に置かれていました。彼ら彼女らが物心両面で充足し、人を育てることで地域から健康の維持増進を図っていくべく、「働き方改革」の見本となるような会社を立ち上げようと志を抱いたのです。 |
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■0歳から100歳まで、あらゆる方を対象として |
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当事業所では、0歳から100歳までのあらゆる方を受け入れています。主治医の許可が必要ですが、傷病して通院等が困難な方、在宅で医療処置が必要な方、リハビリにより運動機能や生活能力、生活の質の向上を図りたい方など、あらゆる人が対象となります。
昨今、その中で医療的ケア児の需要が多くなってきました。正確には、ニーズが高まっているというよりも、医療の発展に伴い、それまで助けることの難しかった子供が助かるようになったということが大きいのでしょう。医療的ケア児とは、気管切開をして呼吸器具の装着が必要であったり、経管栄養によって栄養を摂取することがご自宅において必要とされる子ども達を指します。医療面のケアについては、病院において保護者の方々がしっかり身につけてこられるのですが、同時に、日常行為の介助が常時必要になるため、日に日にご家族の精神的・肉体的疲労が強くなっていきます。私たちが訪問することで、その1時間、ご家族はご自身のことに目を向けられることになりますから、医療的な処置をおこなうのと同時に、ご家族の精神的負担をいかに軽減できるかに心を尽くしていくことになります。
医療的ケア児に対する処置については、私たちよりも、ご家族の方がより“プロ的”であると言えるでしょう。私たちは、ご家族に直接教えを乞う形で技術を学んできた面があります。そうした側面もあり、医療的ケア児を看ることの出来る事業所はまだまだ少ないのが現実ですが、その質と幅を広げることにも当事業所が一役買っていければと思っているところです。 |
■多様かつ専門性の高いスタッフによる看護体制 |
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『訪問看護アオアクア』では、ご利用者様に対して、多様性の高いスタッフが複数で訪問させていただいております。看護師に始まり、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、そして介護支援専門員。それぞれ異なる専門性を有するスタッフがご利用者様の状態を評価することで、1人では気づけなかったかもしれない状態の変化や処置方法に行き着くことも可能になります。
あらゆる方を看たいと考えておりますが、病気やお悩みの種類は多種多様であり、すべてを完璧に看るというのは非常に困難なことでもあります。しかし、誰かが添い遂げなければ困ってしまうのはご利用者様でありますから、常に勉強を続け、少しでもそのニーズを満たしていけるようにと考えております。 |
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■“強い看護師”ではなく、一緒に考えられる看護を心がけて |
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心がけていることは、私たちは「先生」ではなく、自分が知ることをいかに伝えるかが問われるということです。実際におやりになるのは、ご本人様やご家族様です。やっていただかないことには、私たちの持てる技術や知識は何の役にも立っていないことになりますから、いかにしてご利用者様にそれを残していくかが問われることになるのです。
今まで運動に縁のなかった方に「運動してください」とただ伝えても、何も響くことはないでしょう。ですから、まずは私たちを知っていただくことから始め、「この人の言うことだったらやってみようか」と受け入れていただけるようにしなければなりません。ご自宅に伺うからには、病名はもちろん、処置の方法等も考えてはいくのですが、それ以前に、その人を知り、ご家族を知ることが大切なことになります。考えさせられることも多いのですが、その過程にこそ、私たちの仕事の醍醐味があると考えています。 |
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■これからご利用される方へ |
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「アオアクア」とは、ハワイ語で「虹」を指します。私たちは、ご利用者様の希望のある新しい生活への架け橋となれればと考えています。多かれ少なかれ、ほとんどの方が、傷病後、在宅で生活していくことに不安を覚えられるでしょう。どのように生活をし、どのように医療的なサポートを受ければ良いのか。私たちが架け橋となることで、不安なく新しい生活を送ることができれば、これに勝る喜びはないと思っています。お子様のご病気のことや、介護でお困りのことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。時に弊社のみの力では解決できないこともあるやもしれませんが、その時は私たちが窓口となって可能なことを探り、次に進むための架け橋となっていければとも考えております。看護・リハビリ・介護に関して、何をしたらいいかわからなくても、まずはご相談ください。
※上記記事は2019年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。 |
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