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諌山 冬実 院長
イサヤマ フユミ
FUYUMI ISAYAMA |
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いさやま医院 |
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出身地:東京都 |
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趣味・特技:ランニング、サッカー、スキー |
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好きな映画:戦場のピアニスト |
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好きな言葉・座右の銘:人間万事塞翁が馬 |
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好きな音楽・アーティスト:クイーン、レッド・ガーランド |
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好きな場所・観光地:仙仁温泉 |
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■父と同じ外科医になり、消化器を専門に研鑽を積む |
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父が開業医をしていて、実家は「自宅兼診療所」という感じだったんですね。小さな頃から医療は身近なものでしたけれど、私としては「獣医になりたい」という気持ちの方が大きかったんです(笑)。それでもやはり、最終的に医学部進学を決め、いずれ診療所を継ぐことを考えて、父と同じ外科を専門にしました。
私が籍を置いた医局では、外科の中でも消化器を専門的に診ていました。私自身、食道がんのスペシャリストと言える教授のもとで研鑽を積み、その後20年にわたって経験を重ねていきました。実は、胃がんや大腸がんをはじめとした消化器系がんの中でも、食道がんの手術は、非常に高いスキルが求められるんですね。1日がかりの手術を担当するのはもちろん、術後の全身管理に至るまで、大学病院で培った知識や経験は、医師として大きな強みになっていると感じます。 |
■訪問診療を通して、地域医療に貢献する |
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医師になって20年が経った頃、ふと自分の今後について考えたとき、私の中に「何か新しいことにチャレンジしたい」という思いが芽生えました。高度な医療機器に頼るのではなく、自分の「目」や「手」で勝負していきたい、と言いますか。これまでに身につけたスキルをいかして、困っている方々のお役に立つことができたらと思い、在宅医療に携わるようになったのです。
それからは、特別養護老人ホームをはじめとした施設で診療にあたり、それまで専門にしていた外科や内科に加えて、認知症なども診るようになりました。そしてあるとき、嬉しいご縁があったのが、私と同じ順天堂大学出身の矢野先生だったんですね。「矢野ホームクリニック」として地域医療に力を尽くして来られた先生が勇退なさるとお聞きしして、先生の志とともにクリニックを継承する運びになりました。開業前には、矢野先生と一緒に患者さんのもとを訪れるなどしっかりと引き継ぎをして、2019年4月より『いさやま医院』として診療をスタートしました。 |
■患者さんやご家族の暮らしに「安らぎ」を |
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当院では、通院が難しい方や、手術後ご自宅で療養されている方など、医療を必要とされている方に必要な医療をお届けしています。現在担当させていただいているのは、以前からお付き合いが続く患者さんが中心ですが、もしも訪問診療をご希望の方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談いただきたいと思います。
私は医師ですから、薬を使って病気を治すのは当たり前のこと。在宅医療では、病気を治療すること以上に、患者さんやご家族に「安らぎ」を感じていただくことが大事になるのではないでしょうか。訪問診療でできることには限りがありますけれど、定期的に患者さんのもとを訪れて、全身の状態をチェックして。「変わりないですね」と診察を終えることが、患者さんやご家族にとって、何よりの「安らぎ」になるものと考えています。 |
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■常に明るく・楽しく、患者さんに元気を届ける |
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訪問診療に伺うときに心がけているのは、患者さんやご家族に「元気よく接する」ということでしょうか(笑)。暗い気持ちでふさぎ込んでいては、良くなるものも良くなりませんからね。みなさんに前向きな気持ちをもっていただけるように、元気よくお声かけしているんです。
時には、「声が大きい」と、お叱りを受けることもあるのですけれど(笑)。私が元気を届けることで、患者さんの心まで元気になるものなんですね。心が明るくなると、体にも良い影響があって、たとえばお薬の量を減らすこともできるんです。こうしたことは、教科書に書いてあるわけではありませんし、誰かに教えてもらったわけでもありません。ただ私は、患者さんやご家族の笑顔のために、自分が率先して笑顔でいたいな、と思っているんです。 |
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■これから受診される患者さんへ |
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『いさやま医院』は、「葛西駅」西口から歩いて5分ほどの場所にあります。
今までは歩いて病院に通っていたけれど、それが難しくなってきたという方。大きな病気をして、ご自宅で療養なさっている方など。ご家族や親しい方の中に、在宅医療を必要とされている方がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にご相談ください。ケアマネージャーやヘルパーさん、看護師や薬剤師の方などとも連携をはかり、患者さんやご家族をしっかりサポートしていきたいと思います。
※上記記事は2019年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。 |
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