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井手 功 院長
イデ イサオ
ISAO IDE |
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井手医院 |
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出身地:静岡県 |
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血液型:AB型 |
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趣味・特技:音楽鑑賞、読書、旅行 |
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好きな作家:田次郎、米原万理、東海林さだお、その他 |
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好きな映画:カザブランカ |
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好きな言葉・座右の銘:noblesse oblige(地位のある人は施しなさい) |
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好きな音楽:JAZZ |
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好きな場所・観光地:南の島 |
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■この道を志したきっかけや経緯をお聞かせください。 |
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祖父・父に続く医師の家系に育ちました。医師である祖父の姿や父の姿を間近で見て来た為、子供ながらに『人の役に立つ素晴らしさ』を感じ、ホームドクターとして活躍する父や祖父に対し尊敬の念を覚えたものです。そしていつか自分も『人の役に立つ医師になりたい』と思うようになりました。
東京医科大学を卒業後、同大学院にて医学博士を取得した後、麻酔科で5年間勤務医として働いていました。その後は市立根室病院中央手術室長を任命され数々の経験を経てきました。
井手医院は昭和31年に父、井手佐武郎が当地に内科・小児科を開業しホームドクターとして活躍してきました。そんな父から『そろそろこの院を任せたい』と切り出されました。
正直、大学病院でやっていきたいと考えていましたが、父の意思に沿い38歳の頃根室病院を退局し現在の井手医院にやってきました。
実際戻って来ると引退を表明していた父が私にライバル視してきまして(笑)、一変して『引退はまだまだ先』という父と共に数年間診療に当たってきました。
勤務医時代に出張等で訪れた各地域の患者さんと接してきた経験と、地域医療に携わって来た父・祖父を見てきた事が項を奏しホームドクターとしてスムーズに着任する事ができました。
以来、今日まで井手医院は50年以上一貫して地域医療に携わってまいりまして、現在は二代目として父の後を継いで地域に密接した家庭医として、診療にあたっています。 |
■医師会会報からですが、院長先生の記事についてお聞かせください。 |
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『丑年大いに語る』という丑年の医師達が記事を書くという医師会会報276号でしたが、あえて難しく堅い文にせず、自分の願望の人生(プロフィール等)を初夢に見立てて記しました。
★一例として下記に記載します(笑)。
出身地:不詳(日本人と白人のハーフらしい。一説には母親はオードリーヘップバーンのいとこらしい)
得意なスポーツ:スキー、3年連続団体優勝(その後オリンピック強化選手に選ばれたが、最終予選に寝坊して失格となる) |
■診療の際に心がけや患者さんのカルテについてをお聞かせください。 |
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自分のポリシーである『名医であるより良医でありたい』と常に心がけ診療に当たっています。
生活に困っている方、諸事情で病院に通えない方等にも気兼ねなく受診してもらえるよう、出来る限りの範囲で対応しております。
また、診療の話とは異なりますが自分なりにできる事と考え、WHOやユニセフ、足長おじさんなどに毎年募金もしています。世の中の困っている人達に少しでも貢献できればと思います。
西洋人の高額所得者の2割はそうした寄付などをして、社会に還元しているんですよね。
私の好きな言葉 noblesse oblige(地位のある人は施しなさい)とはそうした意味も含めているんです。
電子カルテは今のところ使用していません。最大の理由は患者さんの表情や顔色等の判断が乏しくなる事だと思うんです。
私自身が書いた普通のカルテと違い、機械だと、どうしても患者さんの顔が浮かびにくくなってしまうんです。
患者さんからの電子カルテの評判もあまり好ましいものではないという声も聞きます。電子化にする必要性はよくわかりますが、患者さんの顔をよく見て、スケッチを交えたカルテはどうしても外せません。 |
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■院長先生の休日の過ごし方やブログを作成した趣旨等をお聞かせください。 |
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天気の良い日には東京湾等の近海でアジやキスなどの船釣りを楽しみます。
その他には健康維持のためにジョギングをしたり、愛犬を連れ散歩をしたりして過ごします。
家には3人の息子がいますが、今はそれぞれ結婚していたり忙しかったりで、なかなか家族揃う事も少なくなりました。ちなみに次男についてはヒップホップ・グループ『エイジア エンジニア』という名で活動している4人組メンバーの一人が息子(ZRO)なんですよ。
主に日々報道される事件や政治の事柄で憤りを感じた時など書いています。
当院のホームページやブログに関しては業者ではなく、実は息子のお嫁さんが作成してくれたんです。
医院の宣伝だけではなく、インターネットに掲載する事の必要性は現代の方において必要な情報源の一つだというアドバイス等もしてもらっています(笑) 。 |
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■最後に患者さんへのメッセージをお願いします。 |
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井手医院は50年に渡り地域の方のかかりつけ医として健康をサポートしてきていますので、父の代から長年当院を利用していただいている方が沢山います。
そのため昔から当院を頼ってきて下さる方をはじめ、あらゆる症状の方が来院されます。とにかく診療して、専門外の治療が必要な場合は専門医を紹介しています。患者さんにとって一番いい方法で診察にあたっています。
また、無駄な検査・無駄な薬は出しません。必要で確かな物を提供する事が医師としての使命だと思っております。
当院のスタッフは婦長(38年勤務)をはじめ、みんな長年勤務してもらっているベテランばかりです。そのため患者さんの事をよく知っていますし、本意的に患者さんのためにやってくれています。
患者さんからスタッフの『感じが良い』というお声をいただく事が多い事が大変嬉しく思っています。
今後もアットホームな診療をして、みなさんの健康をサポートしていきたいと思います。
※上記記事は2009.3に取材掲載したものです。
個人の主観的な評価や情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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