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上村 敏夫 院長
カミムラ トシオ
TOSHIO KAMIMURA |
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かみむら耳鼻咽喉科 |
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生年月日:1954年04月29日 |
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出身地:埼玉県 |
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血液型:A型 |
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趣味・特技:ゴルフ |
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好きな本:小説全般 |
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好きな映画:レッドクリフシリーズ、三国志 |
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好きな言葉・座右の銘:人生如浮草生涯無根草(大地に根を張りすぎても、大きな流れがきて倒れてしまう。だから浮き草でいい。明日、明後日の事じゃなく今を大事に。) |
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好きな音楽・アーティスト:smap(世界に一つだけの花) |
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好きな場所・観光地:旅行で行く先々の場所 |
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■この道を志したきっかけをお聞かせください。 |
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私は鉄鋼所に勤務する両親の間に生まれました。
そんな私が医師という職業を志した背景には二人の大きな存在がありました。
それは私が小学4年生の時、大学出たての若い担任の先生が、大事にしている顕微鏡を一ヶ月間私に貸してくれたんです。
毎日ミジンコなどの微生物を見ては、ミクロの世界に感動したのを今でも鮮明に覚えています。そういった出来事が生物や医学に興味を持った要因となりました。
また、中・高生になると遺伝子(DNA)に興味をもち、DNAの二重らせん構造には深く感動しました。若い頃から、生命の神秘に興味を持った事が、医大へと進むきっかけとなりました。
大学に進学後はゴルフ部に入部しました。そのゴルフ部の部長が耳鼻科教授だったんです。
『メスを持つ外科系に進みたい』という目標を教授に話したところ、『耳鼻科医がいいよ』とアドバイスをいただき、お互いに握手を交わしたんですよ。それが人生選択の決定的瞬間となりましたね(笑) 。 |
■開業に至るまでの経緯や江戸川区平井を選んだ理由をお聞かせください。 |
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青森県弘前大学の医局で9年間、埼玉県羽生市内の病院で1年間、御茶ノ水の神尾記念病院で3年間。勤務医として数多くの患者様の診断、治療に携わり、臨床、研究、多くの研鑽を積んできました。
開業にあたりこの場所を選んだ理由は神尾記念病院に勤め、そろそろ開業をと考えていた時期に、『開業するなら、私達の住む平井に是非開業して欲しい』と患者様達から懇願されたのです。
私を必要とする人が居るならば、是非そこへ行こうと思い、この場所で開業する決意をしました。
私は自身の好きな言葉の様に(人生如浮草生涯無根草)一箇所に根を張らずに浮き草のように流れに沿う。『私を必要とする人が居るなら行こう』常にそう思っています。 |
■大学病院と開業医の違いや、診察の際の心がけをお聞かせください。 |
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患者様と接する面では大学病院の場合、入院等もありますので、患者様と接する時間が多くなるわけですから、患者様とのコミュニケーションも増えるという点では面白さはありますよ。ただ、退院すると大抵の方は地域の病院に通われることになりますので、寂しい事は寂しいですね(笑)。
また、地域医療の場合は、単に医療だけではなく、いろいろな分野を通して住民と関わる面白さはあります。
住民の生活を一つの流れとしてとらえ接していく中で、見えてくる事は多々あると思います。疾患だけでなく、その患者様をとりまく環境や状況が、重要だと思っています。
診察する上で重要と考える事は 、良質な医療を提供していくため、それぞれの病院が十分に連携を深める事が大切だと思っています。
例えば、私自身、患者様の診断に不安を感じたら、御茶ノ水の神尾病院をはじめとした別の医師の下でもう一度診てもらう、そういったことも重要な選択だと思っています。 |
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■休日の過ごし方や幼少時代のお話をお聞かせください。 |
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休日とはいえ忙しく、医院の雑用をする事が多いですね。一日が48時間があればいいと思っているほどです(笑)。時間がとれる時には妻と娘と家族で食事へ出かけたりもします。
また、年に一度、学生時代の友人達と一晩かけてドンチャン騒ぎする宴が楽しみかな。もう少しすると同級生が定年を迎えるから、今後はみんで会う機会が増えそうです(笑)。
埼玉県浦和市で育ち、畑のいっぱいある長閑な田園風景の中で、悪がき達とよく遊んでいました。まさに当時でいうガキ大将的存在でしたね(笑)。 |
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■最後に患者様へのメッセージをお願いします。 |
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具合の悪い時は休みましょう!会社が休めずに風邪・熱で強い薬を求められる方がよくいらっしゃいますが、決して薬は万能ではありません。強い薬は副作用の影響で体に悪影響が及ぶ事もございます。その副作用をできりだけ最小限にするよう、当院では東洋医学的発想で薬の種類を分けたりもします。薬の種類は増えますが、一つの薬の量を減らし、体に与えるリスクを分散させるのです。
大事な事は初期のうちに休息をしっかりとる事です。薬などを飲まなくても、休息をとる事で、治る事も多いんですよ。無理をすると治りづらくなり、悪循環となります。『具合が悪い時は休む!』現実的にはなかなか難しいかもしれませんが、極力しっかり休みましょう。私自身、社会全体がそういった体制に変わってほしいと切に願います。
また、その様な社会を作ることで国民医療費も自然に抑制され、医療の質の向上にもつながると考えています。
また、患者様へのアドバイスを言わせていただくと、例えば、通院されて医師の治療や方針、考えに満足できない場合は、是非、患者様自身に合った「納得した上で治療が受けられ、結果にも納得できる」という医院を見つけましょう。
医療は命に関わることですので、患者様自身に合った、かかりつけ医を自分で見つけるということは、とても大切なことだと思っています。信頼できるドクター、納得できる説明、後々の対応等、この病院に出会えて本当に良かったと思う事が大切だと感じます。
もちろん、当院でも誠心誠意努力し、地域の皆様から信頼されるよう、信念を持って丁寧な医療を今後も提供していきたいと思っています。
※上記記事は2009.7に取材掲載したものです。
個人の主観的な評価や情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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