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宇田川 義朗 院長
ウガガワ ヨシアキ
YOSHIAKI UDAGAWA |
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宇田川歯科医院 |
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生年月日:1963年12月15日 |
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出身地:東京都 |
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血液型:O型 |
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趣味・特技:ウインドサーフィン |
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愛読書・本:「福」に憑かれた男 |
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好きな映画:海がテーマの映画 |
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好きな言葉・座右の銘:A winner never quits!(勝利者は決してあきらめない!) |
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好きな音楽・アーティスト:ラテンフュージョン(松岡直也) |
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好きな場所・観光地:海辺(サイパンなど) |
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■院長先生が予防歯科を志したきっかけをお聞かせください。 |
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将来どういう歯科医師になろうかと悩んでいた歯学部6年生のときです。
予防歯科の世界的な第一人者アクセルソン先生の講演を長崎で聞くチャンスがありました(1989年)。その講演を聞いたとき「歯を削って詰める時代は終わったんだ」と衝撃を受けました。私に与えられるライセンスは、来院される方をむし歯や歯周病にかからないようにすることと、公衆衛生活動を通して地域住民の方の健康をサポートすることなのだと思いました。 |
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■小岩で開業するまでの経緯、また、2013年10月に移転された理由をお聞かせください。 |
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大学を卒業してからは、長崎の歯科医院で、すでに予防歯科を実践していた常岡歯科診療所に勤務できたことが、今の私の基礎となりました(1990年)。
常岡先生に「主役は来院される方々」という予防歯科的考えを教えていただきました。長崎で7年間勤めたあと東京に戻ってきて、予防歯科のスタディーグループ「フォーラム東京」に参加することができました(1998年)。さらに今村歯科医院で2年間勤務することもでき、診療室での臨床予防歯科を学ぶことができました(1999年)。
スタディーグループでご一緒させていただいた先生方は、日本の臨床予防歯科を実践されている第一人者の方々でした。素晴らしい先生方と一緒に学べたことは幸せでした。予防中心のスタディーグループに参加できた影響は大きかったです。
小岩は地元なんです(笑)。予防歯科に力を入れていきたいと思っていた私は、以前から開業するならオフィス街でなく、生涯患者様とお付き合いの出来る、街のかかりつけ歯科医と考えていました。また、歯科医院にとって院長(私)の顔というのは看板だと思いますので、小さい頃から住んでいて、私の事を知っている方の多いこの地域を開業地に選びました。ちなみに、娘や息子も私が通っていた地元の小学校に通いました。家族揃って、同じ小学校の校歌が歌えるんです(笑)。なんだか嬉しいですよね。
2010年ごろでしょうか。スタッフ、患者さんへの対応を少し変えてみようと思い始めました。それまでは、自分がこうありたい、というイメージはあったものの、形になっておらず、周囲にうまく伝えられずにいたんです。ただ、「これではいけない」と、私の理想についてスタッフや患者さんに伝えるようにしました。そうすると、スタッフが「院長の夢に向かって一緒にがんばろう」と一丸となってくれるようになったんです。患者さんも歯科治療に対する意識を高く持ってくださるようになりました。その結果、多くの患者さんが来てくださるようになり、予約がとれなくなってきました。そこで、ユニットを4台から8台に増やそう、など、規模を大きくして、より多くの患者さんを幸せにしたいという想いが大きくなりました。いろいろな条件が整うまでに2年ほどかかりましたが、2013年10月にリニューアルオープンすることができました。 |
■診療内容についてお聞かせください。 |
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【むし歯予防】
むし歯ができないようにするには、むし歯になる原因を調べることをお勧めします。食事の記録、むし歯菌の数、唾液の働きなどを検査し、むし歯になる原因を取り除く「むし歯予防プログラム」を立てましょう。また、歯が生えだしてからはフッ素を塗り、1歳半くらいから定期健診にお越しいただくこともお勧めします。
【歯周病予防】
20歳前から歯周病予防に取り組みましょう。定期健診で歯科衛生士が担当するプロフェッショナルケアで、歯周ポケットの中の歯周病菌を少なくすることをお勧めします。
【予防をベースにおいた治療】
むし歯ができた残念な歯も、フッ素を使い、予防プログラムを実践することで、むし歯の進行を食い止めることができる場合もあります。初期のむし歯は削らずに、予防プログラムを実践して、むし歯の進行をコントロールしましょう。
それでも進行してしまった残念な歯は、必要最小限の削る治療(MI治療)を行います。
【歯を長持ちさせる治療】
残念なことに、むし歯や、歯周病で歯を失った場合には、残りの歯を守る義歯やブリッジを作ります。歯を守る治療、つまり歯を長持ちする治療は、顎の位置が悪くなることを予防する治療と考えております(顎位を守る治療)。
以上のように当院の治療は、すべてが予防歯科をベースに置いたコンセプトに基づいて進められます。
アメリカなどでは水道水にフッ素が入っているため、国全体で歯の予防に関しての関心が高いことがうかがわれますが、残念ながら日本の水道水には、フッ素は入っていません。日本では予防は個人の努力にまかされている所が多いです。そういった背景もあり、是非、小さい頃から定期的な歯の予防をしていただければと思います。補足ですが、水に関して言えば、当院の水は滅菌・消毒を施していますので、安心してご利用いただけます。
また、予防歯科というと子供メインと考えがちですが、大人の方にとっても大事なことと考えております。むし歯予防だけでなく、歯周病予防もおすすめしたいと思います。 |
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■院長先生の休日の過ごし方や幼少期のお話をお聞かせください。 |
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いい風が吹いている時は趣味のウインドサーフィンに行くこともありますが、休日は勉強会や研修会などに出席することが多いですね。また、そういった勉強会では、さらに素晴らしい先生方との出会いもあり、常に学びを得ております。ちなみに現在所属しているスタディーグループには●フォーラム東京●中野予防歯科研修会●東京ヘルスケアグループ●日本ヘルスケア歯科学会●DFC●咬会療法研究会などがあります。これらの勉強会では症例発表をすることで切磋琢磨しております。予防歯科は、特に歯科衛生士が担当する分野が多くなります。そのため、歯科衛生士を含め、医院のスタッフ全員で勉強会に参加しております。研修の内容などは、宇田川歯科医院ブログ『宇田川歯科医院日記』をご覧ください。 |
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■最後に今後の展望や患者のみなさまへメッセージをお願いします。 |
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当院では、患者さんを緊張させないために、初診時の問診を「カウンセリングルーム」で行ったり、待合室や診察室にアロマの香りを漂わせたりするなどの工夫をしています。歯科医院の治療で一番緊張するのが、診察台に座った瞬間だと思いますが、この時も、われわれは患者さんと「向き合って話をする」ために椅子を回転させ、向き合って話をしています。コミュニケーションをしっかりとることは、信頼関係を築く上で欠かせませんからね。
今後は対個人の患者様に対しての予防はもちろんのこと、いろいろな専門のスペシャリスト達と連携をとり、地域(集団)の予防にも力を注げればと思います。
その他にも、当院で定期的に予防治療をうけられた患者様達の治療成果のデータをしっかりとり、そのデータをもとに予防歯科の大切さを沢山の人達に知っていただけるよう、努力していこうと思います。
私たち、宇田川歯科医院のスタッフ一同は、『思いやりがいっぱいの歯科医院』の実現を医院の理念に掲げ、来院される皆様が「幸せな生活」を送ることを診療目標としております。「より幸せな生活」を送るのには「健康」が必要不可欠です。皆様が、10年後、20年後も健康でお過ごしいただけるように、ホームドクターとして、かかりつけ歯科医として、むし歯予防、歯周病予防を第一に考えて診療をいたします。例えば患者さんが、旅行先でおいしいものを食べて「先生のおかげでいくつになってもおいしいものが食べられる。幸せだなあ」と思ってくださったら、私にとってこんなに嬉しいことはありません。
皆様の想いを受け止めて、この小岩の地で共に歩んでいきたいと思っております。
むし歯や歯周病は予防可能です。時期が遅いなどという事は決してありません。
スタッフ一同、皆様のご来院をお待ちしております。
※上記記事は2014.4に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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