|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
水村 郁 院長
ミズムラ カオル
KAORU MIZUMURA |
|
|
|
かおるペインクリニック整形外科 |
|
|
|
生年月日:1967年10月15日 |
|
|
|
出身地:静岡県 |
|
|
|
血液型:O型 |
|
|
|
趣味:一人旅、ダイビング、ワイン |
|
|
|
好きな本:地球の歩き方 |
|
|
|
好きな映画:台詞の少ないヨーロッパの映画 |
|
|
|
好きな言葉・座右の銘:酒は飲んでも飲まれるな |
|
|
|
好きな音楽:サルサ、ラテンジャズ、ソウル |
|
|
|
好きな場所・観光地:アマゾン、ラップランド(北欧) |
|
|
|
|
|
|
|
■この道を志したきっかけや経緯、院名の由来をお聞かせください。 |
|
父親も同様に整形外科医だった為、やはり父からの影響が大きかったですね。
子供の頃に家族旅行で訪れた地で、たまたま交通事故に遭遇したのですが、そのとき怪我をされた方に対応する医師としての父の姿を見て「凄い」と感じた事がきっかけに、自分も人を助ける事の出来る医師になりたいと思いました。
岩手医科大学を卒業後、まず、全身管理、救命処置のトレーニングを積めるよう麻酔科を志願すべく、順天堂大学・麻酔ペインクリニック科に入局し、関連病院である浦安病院、伊豆長岡病院、静岡県立こども病院、墨東病院などに勤務、多くの症例を経験を積みました。
その後、それまでの技術と知識を活かしつつ、整形外科医としてのトレーニングを積めるよう、岩井整形外科内科病院に勤務しました。
岩井整形外科内科病院は、脊椎疾患の手術、特に内視鏡手術に特化した病院で、一般整形外科医としての傍らペインクリニック科医として、ブロック療法やヘルニアのレーザー治療など保存的治療を柱に、術前術後の疼痛管理も行ってきました。
そしてH22年4月に「かおるペインクリニック整形外科」の開業に至りました。現在(H22..6月)でも、当院での診療の傍ら、岩井整形外科内科病院でも、定期的に診療も行っております。
「かおるペインクリニック整形外科」という名称は、多くの患者さんやスタッフからいただいたアドバイスを基に決めました。
「かおる」は、柔らかいイメージ、女医だと思わせておいてのサプライズ目的です。
患者様を含め周囲の仲間や関係者、幾多の人に支えられて開業できたのだと心から感謝しています。 |
|
|
■「ペインクリニック」とは?簡単にご説明をお願いします。 |
|
注射をもっとも得意とする麻酔科医が、痛みを取り除くことを目的に全身の痛みやしびれを、神経ブロックや関節内注射で治療する専門外来です。
一般医療施設での薬や注射、接骨院での電気やマッサージ治療で良くならない場合も、ブロック注射で症状を軽減できることが多くあります。ブロック注射には実に多くの種類があり、なにができるのかは 施設の規模や専門性によって大きく違います。
当院はレントゲン透視装置を適宜使用し、整形外科領域の痛みの治療に必要なあらゆるブロックに対応します。
ブロック注射は痛いものだ!と思われがちですが、一概にはそんなことはありません。方法を工夫したり種類を選べば、さほど痛みもなく受ける事ができます。 |
■レントゲン装置で透視しながら行なう神経ブロックとは?お聞かせください。 |
|
椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症の手術前には、レントゲン透視 装置で患部をテレビ画像に映し出して痛みの発信源に正確に注射して、その画像と注射の効果を診断、手術すべき場所と方法を決定します。
傷んでいる神経を診断する神経根ブロック、炎症を起こしている椎間板を診断する椎間板ブロックなどがあげられます。当院ではその診断技術を、積極的にペインクリニック治療に活用しています。
レントゲン透視やエコーなどの特別な装置を準備せずに行なえる硬膜外ブロックや仙骨ブロックは、容易に行なえるという大きな利点はありますが、痛みの発信源への作用を限定できず、時に除痛効果に限界があります。
一方、レントゲン透視下で行なうブロックは、それらのブロックでは不可能な特定部位の治療に適しています。
内視鏡手術のように、テレビ画面上で視覚的に確認しながら針を進めるため、発信源を見つけ出し、ダイレクトに注射ができます。また腕神経叢、腰神経叢、仙神経叢ブロックや難渋な硬膜外ブロックも、画像で容易に確認しながら行ないます。
術前の検査目的で行なわれる整形外科診療とは違い、ペインクリニック診療では、施術時に伴う痛みは最低限にとどめる必要があります。そのため当院には中規模以上の病院で設備されるデジタルレントゲン装置(DR )を導入しました。
デジタルならではの鮮明な映像は従来のアナログ透視装置では難しかった細かい作業を可能とし、激痛を伴うことの多かった神経根ブロックも、針を神経に触れずに行なうことができます。
また適宜ブロック時に撮影された画像は、デジタルデータとして保存され、将来的に手術が必要になった場合、手術部位の選択や術式に役立てられます。 |
|
■最後に今後の展望と、地域の皆さまへメッセージをお願いします。 |
|
当院では岩井整形外科内科病院・都立墨東病院・順天堂大学病院と連携し診断の結果、手術等を要すると判断した際には、迅速に紹介出来る体制を整えております。
患者様にとって最適な治療をご提供するために、専門分野に特化している病院や診療所同士が連携しながら治療を行なう事が、お互いの医療機関が持つ特性を活かした効率的で質のよい医療を患者様にご提供することができると考えています。そのため今後もそういった連携の充実を更に努めていこうと思っています。
慢性的な痛みは日常生活に支障をきたすばかりでなく、精神的にも大きな苦痛です。
諦めていたその痛みをなくし、皆さまに心身ともに笑顔で過ごせる日々を取り戻していただきたい・・・。そんな志を持って、慣れ親しんだこの小岩の地で皆さまの痛みを取り除くことを最大の目的とし、日々精進しております。
JR小岩駅から徒歩0分の当院は、駅のホームからもよく見える青いビルの4階です。
車いすやストレッチャー(寝台)使用のままエレベーターをご利用いただけますので、安心してご来院ください。
※上記記事は2010.6に取材掲載したものです。
個人の主観的な評価や情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|