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坂口 直哉 院長
サカグチ ナオヤ
NAOYA SAKAGUCHI |
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なおやこどもクリニック |
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生年月日:1961年11月7日 |
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出身地:東京都 |
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血液型:O型 |
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趣味・特技:読書、ゴルフ |
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好きな本:小児医療関係の医学書、ビジネス書、小説 |
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好きな映画:華氏911、ガンジー、ゴッドファーザー、2001年宇宙の旅 |
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好きな言葉・座右の銘:ものは考えよう |
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好きなミュージシャン・画家:ジョン・レノン、ボブ・マーリー 、HOME MADE 家族テン・ピカソ、マティス |
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好きな場所・観光地:京都 |
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■この道を志したきっかけや現在に至るまでの経緯をお聞かせください。 |
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今も現役の開業医をしている父の背中を小さいときから見て育ちましたので、その影響は大きかったと思います。検査や薬による治療だけではなく、患者さんの訴えや不安に耳を傾けてあげることで安心感を与える診察は特に印象に残っております。
小児科を志したのは、私自身もともと子供が好きだったということもあるのですが、子供達と接していますとパワーをもらえるような感じがするんです。元気になってにこにこした笑顔を見せてもらうと、大変な充実感が持てるんですよね。
慈恵医大を卒業して数多くの病院に勤めました。中でも一番長く在籍したのは国立小児病院(現国立成育医療センター)のアレルギー科です。私の恩師の先生がいらした病院で、そこで数多くの様々な症状のアレルギー患者さんの治療に携わらせて頂いたことが大変な勉強になりました。ここで学び経験したことが、今の私をつくったといっても過言ではないと思います。
現在の場所に開業したのは4年前(平成18年)になります。昔ながらの文化と新しい人たちのパワーが同居している、混在しているかのような印象をこの砂町という場所に抱きました。何か新しいエネルギーのようなものをこの場所に感じてお世話になることにしました。 |
■診療の際に心掛けていることをお聞かせください。 |
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最近では診療所でも血液検査も短時間で結果が出るようになっていますし、レントゲンもデジタル化しており、皆さんが思っている以上の診断・治療が可能な時代になったと思うんですよね。早期の診断はもちろん患者さん自身のためになると思っておりますし、同時に地域の基幹病院の小児救急医療の負担を減らす一つの助けになればとも思っております。 |
■広くて個性的なキッズスペースが印象的なんですが? |
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子供にとっての病院の待合室のイメージを変えたかったんですよね。待っている時間の不安感や退屈な気持ちを減らすことで、親子ともに少しでもリラックスしてもらえたら、と思い、こだわりをもってキッズスペースを作りました。静岡にあるおもちゃ屋さんに相談しながら一つ一つ選んだものばかりです。
ビデオやいわゆるキャラクターものをあえて置かないのも私のこだわりです。ここでは、木のおもちゃやたくさんの絵本で安心して過ごしてほしいと思いまして。
クリニックのくまのロゴマークなんですが、これは絵本作家の「たむらしげるさん」にお願いして作って頂きました。以前から、透明感のある作品を作られるたむらさんのファンだったんですよね。待合室にもたむらさんの絵本をたくさん置いてありますので、皆さんにも是非手に取って読んで頂けたら、と思います。 |
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■小児アレルギーがご専門だと伺っていますが? |
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食物アレルギーの子供達が非常に増えています。それを診断するには様々な検査が必要となります。当クリニックでは皮膚テストはもちろん、血液検査や食物負荷試験も行っています。血液検査だけではなく正確に診断するためには、実際に食べてみて症状がでるかどうかの食物負荷試験が必要になります。こういった検査が多くの病院で普及することを願っております。
アレルギーの症状の改善にはお薬そのものや食物の制限も重要ですが、スキンケアが大事になってきます。例えばステロイドの塗り薬や飲み薬を処方されても、その正確な使用方法についてご存知ない方の方が思いのほか多いんです。当クリニックでは説明はもちろんのこと、私自身が自分にお薬を塗ってみせることにしています。「こういう風に塗るんですよ」「刷り込むのはダメですよ」といった具合に。塗り方を変えるだけでも症状が改善したという患者様もいらっしゃるんですよ。 |
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■最後に地域の皆様へメッセージをお願いします。 |
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お子さんの症状によっては、病院に連れて行った方がいいのかどうか、悩む親御さんも多いと思います。「これぐらいの症状なら家で安静にしていれば大丈夫です」など、最近ではインターネットなどで調べるとそういったことも多く書いてありますよね。しかし、それだけでは親御さんの不安を解消できないときもあると思います。私は多少にかかわらず不安があるのであれば、かかりつけのクリニックに行っていただいた方がいいと思うんです。我々地域の医者はそのために存在していると私自身は思っていますので。
親御さんに安心して頂け、少しでも早くお子さんが本来の笑顔を取り戻して頂ける、そういう小児科クリニックをめざして、私にできることを精一杯やっていきたいといつも思っております。
※上記記事は2010.8に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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