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山田 美友貴 院長
ヤマダ ミユキ
MIYUKI YAMADA |
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ふなぼり動物病院 |
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出身地:東京都 |
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趣味:ダンス |
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好きなドラマ:『やまとなでしこ』 |
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好きな言葉・座右の銘:馬には乗ってみよ人には添うてみよ |
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好きなアーティスト:松田聖子、サザンオールスターズ |
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好きな場所:フィリピン |
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■獣医師である父を目標にして |
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2020年4月に『ふなぼり動物病院』の院長として赴任しました。私の父は、本院である『亀戸総合動物病院』の院長である山田になります(山田 武喜 院長)。父は、幼い頃から私が最も尊敬している人でした。なんて言うのでしょう、なんでも出来る人だったんですね。小学生の時、電柱から落ちてしまっていたスズメを家に持ち帰ったことがあります。すると父が一晩かけて診てくれて、骨折していたのをマッチ棒を支えにして治してくれたんです。子供心に、それはもう「お父さん、カッコいい」ってなりますよね(笑)。以来、父の背中を追いかけ、父を目標にここまで歩んでまいりました。 |
■飼い主さん参加型の医療を |
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ワンちゃんもネコちゃんも緊張する子が多いものですから、なるべくそれを解いてあげられるよう配慮しています。おやつをあげながら診察をするのも1つですし、いかにストレスを与えないようにするかが大切です。当院ではその一環もあり、出来る限り入院という措置は避けるようにしています。慣れない場所にずっといると、それだけで夜中の間ずっと泣き続けてしまう子もいるんですね。例えば、朝から夕方まで点滴をおこない、その後は家で過ごしてもらい、また朝にきて、という風にすれば動物の負担は減ることになるでしょう。
治療の方法については、飼い主さんのライフスタイルに合わせていかなければなりません。毎日通院ができる方もいれば、それが難しいという方も当然いらっしゃいます。飼い主さんとよくよく話して、無理のない範囲で最適な治療が続けられるよう、一緒に決めていくというスタイルをとっています。 |
■高い専門性を持ち寄ったチーム医療体制 |
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当院には現在、私を含め4名の獣医師が在籍しています。それぞれが皮膚や循環器、腫瘍といった専門分野を持ち、相互に連携をとって動物たちを拝見しています。またそれだけではなく、本院の『亀戸動物総合病院』との連携も特徴の1つです。大きな規模の手術となりますと、どうしても人手が必要になります。こちらの患者さんでそういう子がいれば、本院に連れていき、連携をとりながら治療をおこなっています。飼い主さんのお立場からすれば、紹介先の病院で知った人がいないと不安に思われることも多々あるでしょう。当院の場合、私も亀戸の方にまいりますので、そのご心配は軽減できると考えています。
先生同士のチームワークの良さは当院の大きな強みと感じています。些細なことでも相談し合える関係がありますので、私1人が診るというよりも、みんなで知恵を持ち寄り、飼い主さんを含め、一緒に診ていくというのが私たちの特徴です。 |
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■その子が少しでも楽になれるよう力を尽くす |
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現在、皮膚科の専門医の先生に師事しています。皮膚で困っているワンちゃんはすごく多いものですから、少しでも楽にできるよう精進を続けていきたいと考えています。
アトピー性皮膚炎はよくある疾患ですけれども、多くの場合、一生付き合っていくことを余儀なくされます。お薬によって症状を抑えることは可能なのですが、症状が強く出ないようにしてあげるにはスキンケアも重要と考えております。当院ではその子の肌に合わせたスキンケアのご提案や当院での薬浴も提供しています。スキンケアも根本的な治療法とは言えないものの、少しでも楽になってもらうために、皮膚を強くするという観点が大切です。
病気を予防するという意味において、当院で重宝しているのがオゾン療法です。オゾン療法は免疫の向上を図るもので、アンチエイジングとしても有用ですし、ほかに有効な手段が残されていないケースでも効果が期待できます。例えば、癌の末期の子で食欲がない子にオゾン療法を施すと、ご飯を食べてくれるようになることがあるんですね。少しでもその子が楽になれるよう、あらゆる手段を講じていく姿勢を大切にしていきたいと考えています。 |
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■これから受診される飼い主さんへ |
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その子のことを一番知っているのは、いつも傍で見ている飼い主さんに他なりません。ですから、少しでも変化を感じられたら、それは病気のサインと捉え、ためらわずにご相談いただけたらと思います。大規模な施設ではなく、地域に密着した病院だからこその触れ合いを大切にしていきたいと思っていますし、なんでも気軽に話していただける病院でありたいと考えています。
※上記記事は2020年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。 |
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