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ひらの動物病院

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平野 信吾 院長
インタビュー
平野 信吾 院長 ヒラノ シンゴ
SHINGO HIRANO
ひらの動物病院
生年月日:1962年9月4日
出身地:東京都
血液型:O型
趣味・特技:ゴルフ
好きな本・愛読書:獣医学関連の書籍
好きな映画:ALWAYS 三丁目の夕日
好きな音楽・アーティスト:ザ・ローリング・ストーンズ
好きな場所・観光:伊豆
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■この道を志したきっかけや現在に至るまでの経緯をお聞かせください。
現在でもそうですが、実家ではずっと猫を飼っていました。単純に「動物が好き」ということがこの職業を選ぶ最も大きな動機となったんではないかと思っています。
日本大学獣医学科(現:日本大学生物資源科学部獣医学科)を卒業し、勤務医を経て1992年に『ひらの動物病院』を開院しました。
この場所はもともと両親が内科の開業医をしていたところで、それが建て直しとなって現在の形になったものなんです。1階の反対側に1番上の兄が父の跡を継ぐ形で入り、2階では2番目の兄が歯科を開業し、3男である私がこの場所に入居したという次第です。
兄弟がみな診療科目が違うということになっていました。偶然かとも思うんですが、お互いに意識した結果なのかもしれませんね。

平野 信吾 院長 平野 信吾 院長

■『ひらの動物病院』の概要と先生が診察の際に心掛けていることをお聞かせください。
ワンちゃんネコちゃんを中心にフェレットやハムスターといった小動物もよく診る機会があります。フェレットに関しては文献も少ない最初のウチは手探りという状態でしたが、研究が進み、私自身も経験を積んできたことで自然と診ることが多くなってきました。

飼い主さんの立場に立った診療をおこなっています。それから患者さんである動物達になるべく負担にならないようにというのは常日頃気をつけているところです。診察は多くの動物達にとってイヤなことであるには違いないのですが、なるべくストレスが掛からないように、過分な負担を与えないようにと心掛けています。

■院長先生が所属する、東京イースト獣医協会とは?
平野 信吾 院長当院は東京ベイエリアにある25の会員病院(25名の獣医有志と60名余りの病院スタッフ)からなる東京イースト獣医協会に所属しています。(2012年1月現在)
これからの時代、獣医学もますます細分化が進み、各々の症例に対してより高度で専門的な治療が望まれるようになっています。東京イースト獣医協会では、例えばヘルニアであれば誰々、歯科治療であればなにがし、と様々な分野の専門家が在籍しています。各々の意思がスムーズな連携がおこなえることで患者さん(ワンちゃん・ネコちゃん)にとってベストな治療方法を選択しえると考えています。
また、東京イースト獣医協会は夜間救急にも対応しています。夜、突然具合が悪くなった場合も安心していただけるものと思っています。

■動物達を飼う上でのちょっとしたアドバイスをいただけますか。
可愛がるのはあたりまえのことなのですが、人間が食べているものを動物達に頻繁に与えるのは感心出来ることではないですね。動物達が許容出来る塩分・糖分と、人間のそれとでは全く異なりますから、飼い主さんの責任としてそうしたことはやめていただければと思います。
それから日常における注意点としては“咳”に注意していただきたいですね。特にワンちゃんの場合、咳が出続けていれば心臓疾患の疑いが強まりますので、初期の段階で早めに診していただいたほうが良いかと思います。
普段から注意深く見守っていただくことが病気のケアとなりますが、やはり定期的な健康診断を受けていただくにこしたことはありません。一昔前とは違い、血液検査等で早い段階で病気の有無をチェックすることが出来るようになりました。
個体によって違ってきますが、ある程度年をとれば年に1、2回を目処に検査を受けていただくことをお薦めします。早め早めのケアが重要だといういうことですね。

■最後に地域の飼い主さん達へメッセージをお願いします。
年に1回のペースで獣医師会が主催するしつけ教室をおこなっています。専門家の方に来ていただき、講義と実地を受けることが出来ますので、しつけに興味のある方はそうした機会をご利用いただければと思います。

先に申しました通り、これからは人間と同じように獣医療も専門化、高度化していくものと思われます。CTやMRIは当たり前になってきましたし、ひとつの病院だけで対応しきれない部分もまた増えてきました。病院と病院との連携を前にもまして密におこない、地域の皆様のお役に立てるよう励んでまいりたいと考えています。

※上記記事は2012.2に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

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