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木林 泰亮 院長
キバヤシ タイスケ
TAISUKE KIBAYASHI |
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える動物病院 |
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生年月日:1982年5月10日 |
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出身地:神奈川県 |
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血液型:O型 |
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趣味・特技:熱帯魚鑑賞(あと、ハ虫類を自宅で飼ってます) |
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好きな本・愛読書:サウンダース小動物臨床マニュアル |
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好きな映画:スター・ウォーズ、ALWAYS 三丁目の夕日 |
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好きな言葉・座右の銘:為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり |
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好きな音楽・アーティスト:クラシック/GReeeeN |
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好きな場所・観光地:沖縄(新婚旅行で訪れた思い出の場所です) |
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■この道を志したきっかけや現在に至るまでの経緯をお聞かせください。 |
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小さい頃からネコちゃん、ワンちゃんと一緒に暮らしていました。本当に可愛がっていた子達だったのですが、私が高校生の時に彼らを続けて亡くしてしまったんです。単純だと思われるかもしれませんが、それがきっかけで獣医さんになり、動物達を救ってあげたいと考えるようになりました。
昔から動物は好きでしたが、それ以前には現実の選択肢としては考えたことはありませんでした。というのも、獣医になるにはそれ相応の勉強をしなければならないという問題がありましたからね(苦笑)。兄弟のように一緒に育ってきた子達を失ってしまい、「自分でなんとか・・・」となったんです。
日本獣医生命科学大学を卒業後、埼玉と神奈川の開業医さんの元で修養を積みました。
専門性を学ぶ段階で「この動物は診れないんですよ」と言いたくないという考えが私にはありました。もちろん、ワンちゃんネコちゃんの病気を広く診れるようにという考えもありましたが、趣味で熱帯魚を飼うようになり、「全ての動物達に等しく命がある」という風に考えるようになったんです。そこで出来る限り幅広い種類の動物達を診ている先生の元でお世話になることにしたんです。
『える動物病院』は2012年の3月に開院しました。小岩の地に骨を埋める覚悟でこの地域の動物達の健康の維持に少しでも多く関わっていきたいと考えています。 |
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■『える動物病院』の診療方針についてお聞かせください。 |
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当院は外科・腫瘍科・内分泌科・皮膚科・エキゾチックアニマル科を標榜しており、特定の動物種にこだわらない診療をおこなっています。また、診療方針としてはインフォームド・コンセントの徹底を掲げており、飼い主様から様々なお話を伺った上で治療法について詳しくお伝えしています。その際、専門用語を羅列するのではなく、わかりやすい言葉を選んでお伝えるように心掛けています。
同じ病気であれば最善の治療をしたほうが良いと皆さんは思われるかもしれません。ですが“最善”の治療が必ずしもそのご家族にとって“最良”の治療とはならないことがあります。例えば、「片時も離れたくない」と思われている方に対して「入院しないと治らない」とお伝えするのは賢明なことではありません。飼い主様のお気持ちを尊重した上で治療方法を提示する必要があります。
当院では3つから4つの治療方法を挙げ、その1つひとつについてメリットとデメリットを説明しています。とはいえ、ただご家族に決定権を委ねるというわけではありません。色々なお話を聞いていく中でお気持ちを汲んでいきながら、一緒に決めていくという形になります。選択したことの責任を背負う覚悟のようなものが必要だと考えています。 |
■予防医学に傾注している理由をお聞かせください。 |
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当院では予防医学に重点を置いていますが、これは病気になる前の段階でケアすることが動物達とご家族との幸せな生活を1日でも長くすることにつながると考えるからです。
ペットドック、もしくはワクチン接種、フィラリアやノミ・ダニの予防、それから歯科治療。予防医学の具体的な処方としてはそのような例が挙げられます。
あるいはもっと簡単におこなえるものとしては体重を測るということも病気の予防の目安となります。月に1回体重を測るとして、4キロの子が1か月経って、特にダイエットもしてないないにもかかわらず3,5キロだった。たった500グラムという見方も出来ますが、これは人間に換算すると4キロから5キロの体重が減ることと一緒です。当然、何か原因があるのでは?と考えることになりますよね。
動物はしゃべってくれないからこそ、身体の変化というシグナルを見逃さないことが肝心です。現在、動物医療は急速に発展している状況にありますが、基本である予防医学を徹底することで最先端の
医療が活かされていくと認識しています。 |
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■ワクチン接種の重要性について木林先生のお考えをお聞かせください。 |
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当院ではトリミングやペットホテルも承っています。その際、必ず事前に視診・聴診・触診などの基本的な健康チェックをおこなっています。この健康チェックで問題が見つかった場合、もしくはワクチン接種がされてない場合は申し訳ないのですが、トリミング等を承ることが出来ません。
動物病院という場所は隠れた病気を抱えた動物が知らず知らずのうちに来ている可能性があります。もちろん、衛生面には気を配ってはいるものの、より万全を期すためにはワクチン接種の有無が鍵となるんです。
ワクチン接種をしている動物とそうでない動物とでは寿命が全く変わってくるという信頼出来るデータもあります。ワクチン接種の必要性について充分な説明をおこなう義務があると私は思っていますし、飼い主様の側でも意識改革をしていただきたいと考えています。 |
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■最後に地域の飼い主様達へメッセージをお願い致します。 |
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実際のところ、人間は誰もが予防医学の恩恵を受けています。小さい頃にワクチン接種を受けた記憶を皆さん覚えていらっしゃるのではないでしょうか。大切なご家族の一員だからこそ、動物達にも充分なケアをおこなっていただければと思います。
元気のない子はもちろん、健康な子でも何か気になることがあればお気軽にご相談ください。微力ではありますが、皆さんの大切なペット達の健康の力となっていきたいと考えています。
※上記記事は2012.4に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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