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白岡 亮平 院長
シラオカ リョウヘイ
RYOHEI SIRAOKA |
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キャップスこどもクリニック西葛西 |
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生年月日:1979年5月29日 |
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出身地:埼玉県 |
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血液型:A型 |
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趣味・特技:美味しいものを食べること、料理、ピアノ |
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好きな本・愛読書:深い河(遠藤周作) |
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好きな映画:シリアスドラマ |
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好きな言葉・座右の銘:一期一会 |
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好きな音楽・アーティスト:クラシック/ショパン |
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好きな場所・観光地:ハワイ |
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■この道を志したきっかけや現在に至るまでの経緯をお聞かせください。 |
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私が小学生の時のことです。小児白血病を患ったお子さんのドラマを見る機会がありました。ドラマの中でその子がお母さんに、「僕は何にも悪いことしてないのに、なんでこんな目に遭うの?」「僕はもっと生きたい」と訴えるシーンがあったんです。それを見た時、自分に何か出来ないかと思ってしまって・・・。医者になりたいと考えるようになりました。
私は音楽と絵を描くことが好きだったので、芸術方面に進みたいと考えたこともあったのですが、結局は小学生の頃に思い描いた未来に立ち返りました。困っている人の力になれる仕事というのはそれだけでやりがいがあることなんじゃないかと考えたんです。
2012年4月に『キャップスこどもクリニック西葛西』は開院しました。
江戸川区、中でもこの西葛西エリアはお子さんの非常に多い地域であり、私たちの仕事が必要とされているところでクリニックを開きたいと考え、この場所での開院となりました。
例えば、治療を終えた子ども達の笑顔やお母さんからの感謝のお言葉。日々の診療の中で喜びに満たされることはたくさんあるのですが、こうして街のお医者さんになったことで、これからは子ども達の成長を見守っていく楽しみもまたあるかと考えています。
地域に根付いたクリニックとして、皆さんと共により大きな喜びを共有出来るように頑張っていきたいと考えています。 |
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■クリニックを開院しようと思われた理由と特徴についてお聞かせください。 |
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私はこれまで大学病院や市立病院で1次から2次、3次救急までを担当していました。そこでよく見た光景が夜間に子ども達が長蛇の列を作って診療を待っている状況です。その中には緊急に診なければならないお子さんもいれば、ちょっとした風邪のお子さんまでの全てが混在していました。
「小児医療の住み分けをしていかなければならない」ということは勤務医時代に常に感じていたことです。そのためには地域に於いて一次医療を提供する、患者さんにとって使い勝手の良いクリニックが必要になります。
『キャップスこどもクリニック西葛西』は朝の8時から夜10時まで365日、休憩時間を挟まず診療をしています。子供はいつ具合が悪くなるかわかりません。「病院にかかりたい」と思った時に時間外だったり、朝、会社に行く前に子供を病院に連れて行こうと思ってもまだ開いていなかったり、そうした不便を少しでも解決出来るようにと考えてこの運びとしました。
医療は健康を扱うという特殊性をもっていますので、まるっきりのサービス業とは若干違う部分もありますが、時代のニーズに柔軟に対応していく姿勢がこれからは求められていくと考えています。 |
■院長先生が診察の際に心掛けていることをお聞かせください。 |
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小児の内分泌疾患や甲状腺疾患が私の専門となりますが、日々の診療の中で重篤な疾患がかくれている場合があり、そのような患者さんをピックアップしていくことは重要です。それこそが私たち開業医に求められるものだと思うんですね。
私は診察に際しては直感というものを重要視しています。入ってきた時の顔色や雰囲気からその子の具合を察したり、経験に基づいた直感というものは診察における大事や要素となります。
それから、保護者の方からの情報というのもとても重要です。当クリニックではiPadを用いた問診ツールを採用しており、診察前にフローチャートに従ってチェックを入れていただくようにしています。
この方式により、まず「聞き逃す」ということがなくなりますし、保護者の方から重要な情報を得やすいという利点があります。いざ診療室に入るとどうしても緊張してしまい話せなくなるというのは往々にしてあるもので、その点でも有用な方式ですね。
もちろん、こうした機器に慣れない方はいらっしゃいますから、そのために医療クラークを問診担当として置いています。わからないことがあれば遠慮なくお訊ねいただければと思います。 |
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■子育てをするお母さん方に向けて何かアドバイスをいただけますか? |
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クリニックに行けばお医者さんに様々なことを聞かれると思いますが、「あ、これ、前にも聞かれたことがある」ということを気に留めていただければと思います。そうしたポイントポイントに普段子ども達を見る目安となるものが含まれているんですね。
お子さんの状態を一番把握しているのは、なんといっても保護者の方です。何がしかの不安を抱えて子育てをしている保護者の方に対して、ちょっとした助けとなるようなアドバイスを差し上げることの出来るクリニックでありたいと私たちは思っています。
病気をその場で診たら終わりではなく、お家に帰られてからの細やかなケアにまで行き届く医療を提供していきたいと思っています。 |
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■最後に地域の皆様へメッセージをお願い致します。 |
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クリニックには常時100冊以上の絵本を置いています。子ども達の中には「この本を読んでから帰る」という子もいて、それは嬉しい限りです(笑)。お子さんの情報の発信基地のような役割をクリニックが果たすことが出来ればと思っています。
『キャップスこどもクリニック西葛西』は始まって間もないのですが、子ども達と一緒にクリニックも成長していきたいと考えています。皆さんが聞きたいこと、診療に望まれていること、何でも構いません。真摯に耳を傾け、それを実際のクリニックに活かしていきたいと考えています。お父さんお母さん達と一緒に子育てをするという気持ちを持ち、絶えず成長するクリニックでありたいと考えています。
※上記記事は2012.4に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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