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菊地 武芳 院長
キクチ タケヨシ
TAKEYOSHI KIKUCHI |
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菊地歯科矯正歯科 |
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出身地:東京都 |
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趣味・特技:かつてはスキューバダイビング、ゴルフ。今は剣道。 |
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好きな映画:ロバートレッドフォードの『追憶』 |
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好きな言葉・座右の銘:不動心、和合 |
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好きな音楽・アーティスト:徳永英明 |
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好きな場所・観光地:沖縄の本部 |
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■この道を志したきっかけをお聞かせください。 |
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中学時代の理科の授業が私にとって大きな影響だったと思います。
今もそうでしょうが物理、化学系の分野と生物学系の先生に別れての授業でしたが、その生物の授業のなかで「人のからだのつくり」という一連の章との出会いが、私の進路に大きな影響を与えてくれました。
内容は、口から食べ物をたべた時にまず、唾液のなかのアミラーゼという酵素が出て次に胃では…なんていうもので、なにがそんなに気に入ったのか今では思い出せません。
人の運命を変えていくきっかけは大なり小なりそんなことかもしれませんね。
加えて、物理、化学系の先生が昨今の学校では考えられないほどに厳しい(暴力教師=不適切用語です!)でした。殴られたくない一心で必死に勉強したのでこれまた特な科目になっていたのです。
この時点で、なまの生き物を相手にする理科系という進路が決まりました。歯科を選んだのは、うちの隣が歯医者さんだったからかも知れません。
その先生とうちのおやじはなぜか、飲み友達でした。ふと気がつくと、ぼくも歯医者になろう!と中学3年のときには決めていました。はじめて将来の職業を考えてひとつしか思い浮かばず歯科医になってしまいました。
今では、私にとっての「天職」と思っています。 |
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■開業に至るまでの経緯をお聞かせください。 |
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私は、卒業と同時に青山にある歯科医院に勤務させていただきました。院長先生は私の出身校の補綴(おもに義歯の治療、研究をする科目)講座の非常勤講師をされていて開業医としてだけでなく幅広い知識と技術で、多くの後輩を指導されていました。
色々の勉強会も主幹され数多くの著明な歯科医の方々との親交もありました。なにも分からぬ1年生歯科医にとっては出会う先生方や教えていただく講義に目の玉をくるくるさせる毎日でした。
4年半勤務させていただきましたが、そこでいただいた最も大きな宝は、現在も所属している勉強会に縁をいただいたことです。
努めて1年目に院長から「菊地くんは、青年歯科医としてはイージーな生活をしているからもっと勉強してきなさい」と言われて行かされたのがこれまで27年間お世話になっているスタディークラブ「CDC=コンジニアルデンティストクラブ」でした。
この会は、日本の歯科界におけるスタディクラブの草分けでありもうすぐ創設50年になります。
この会で出会い勉強したコンセプトにより現在の医院を開業しました。そして、現在でもこの勉強会を中心に研鑽を積んでいます。 |
■休日の過ごし方などをお聞かせください。 |
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これまでは、所属スタディークラブの勉強会であるとかその他の講演会に出て勉強することや当医院の患者さんの経過資料を整理など仕事の時間が多かったかも…。
しかし、そんなわがままは、最近通じにくくなりつつあります。我が家には、一組のオスの双子がいます。今年小学3年になりました。去年までは、「お父さんは、仕事!勉強会!」で済んでいたのですがそうもいかなくなってきました。そこで、毎週日曜日には、通っているスポーツクラブのプールに3人でいきます。
そのほか、出来るだけ肌のふれあう時間を過ごすようにしています。(おにごっこなど!これは、ほんとにきついのですが…)
また、この双子も剣道を始めました。お父さんも負けじとこの年で…剣道を始めることにしました。男同士、親子剣道で、気持ちをぶつけ合える時間をこれからとっていきたいと思っています。 |
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■診療の際に、やりがいを感じる時はどのような時かをお聞かせください。 |
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お口の中の健康と全身的な健康とは、頭では同じように理解しているつもりでも実際に頭が痛い、慢性的な肩こりがなおらない、腰が痛いなどは、およそ歯科医院にいって相談してみようと発想されるかたはまだまだ少ないと思います。
しかし、噛み合わせの不調和が原因でそれらの問題がおこっていることはめずらしくはありません。
そうしたお口の機能を整えることによって、これまで「お財布は忘れても、鎮痛剤は忘れたことがありません」という方も矯正治療によって「まったく肩こりも頭痛もなくなりました」と言っていただけたり、整形外科であまり改善しないといわれていた腰痛、膝の痛みがやはり矯正治療をすすめていくなか「痛みがなくなりました」というような事実に出会ったときに、お口の機能的健康がいかに大きく全身の健康に影響しているかを実感します。
歯科医療の重要性を感じたときにおおきなやりがいを感じます。 |
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■最後に今後の展望と患者さんへのメッセージをお願いします。 |
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上記のように、お口のなかの健康は、全身に計り知れない多くの影響を与えています。
高齢化社会といわれるいま、「健康で長生き」とだれしもが願っていると思います。
そのカギをにぎっているのは歯科医療だと思っています。歯がなくなって入れ歯になっても噛み合わせの機能がくるっていれば、全身にもその歪みが現れるのです。
これからは、全身の健康とお口の健康の関係を重視した歯科医療を展開していきたいと考えています。
皆さまも、これまでの固定観念(歯医者は、虫歯の穴を埋めるところ、歯槽膿漏で歯を抜いて入れ歯を作るところ)をチョット変えてみてはいかがでしょうか?
一般医科の先生に相談しても答えが出ないような問題が歯科で解決出来ることも、いや、歯科でなければ解決できないことが多くあることに気づいていただきたいと思っています。
※上記記事は2008.8に取材掲載したものです。
個人の主観的な評価や情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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