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斉藤 正 院長
サイトウ タダシ
TADASHI SAITOH |
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齊藤歯科医院 |
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出身地:東京都 |
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趣味:アニメーション作製、絵画 |
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好きな本:クレーの日記 |
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好きな映画:地雷を踏んだらサヨウナラ |
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好きな言葉:芸術は爆発だ |
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好きなアーティスト:デューク・エリントン、MJQ |
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好きな場所:奥秩父、秩父鉱山 |
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■この職業を志したきっかけ、現在に至る経緯などをお聞かせください。 |
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私の母は歯科医師で、父は歯科医師と医師の2つの免許をもっていました。斉藤歯科医院の院長を務めていたのは母の方で、私は二代目ということになります。そんな両親のもとに育った私ですが、医療よりも芸術的な方面に魅力を感じてしまって(笑)。実は一度、美大に学んだ経験があるんです。それでもやはり、生活のためにはある程度の収入も必要ですからね(笑)。改めて鶴見大学の歯学部に学び、歯科医師となりました。その後は厚木や多摩などで勤務医として経験を重ね、1989(平成元)年からこの医院を手伝うようになり、現在は母の後を引き継いで院長として仕事をしています。 |
■『斉藤歯科医院』についてご紹介ください。 |
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当院は京成小岩駅からすぐの場所にありますが、ビルの2階ということもあってホームからもよく見えるんですよ(笑)。来院される患者さんは近隣にお住まいの方が中心ですが、通院が難しい方のためには訪問診療も行っています。当院では虫歯の治療はもちろん、歯周病予防の大切さをお伝えすることに重きを置いています。年齢を重ねて行くとどうしても摂食(食物を摂ること)・嚥下(飲みくだすこと)に支障をきたすようになるもの。口腔内の歯周病菌が肺に入ることによって、「誤嚥性肺炎」を引き起こすご高齢の方も少なくありません。日頃からお口の中の環境を整え、必要な栄養を正しく摂取することによって、地域の皆様が健康な毎日を送れるようにサポートして行きたいですね。また当院では、歯周病によって失われた機能を再生させるため、患者さんご自身の血液を使った手術も行っています。手術と言うと不安に感じる方がいらっしゃるかも知れませんが、副作用の心配がなく体への負担も少ない治療法ですので、気になる症状がある方はぜひ私たちにご相談ください。 |
■患者さんと接する際に心がけていることは何でしょう? |
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明るい雰囲気の中でどんな事でも話し合えるように、患者さんとのコミュニケーションを大切にしながら日々の診療にあたっています。実は以前、私のおしゃべりが過ぎたのか、患者さんに「うるさい」なんて言われたこともあったのですが(笑)。話をしたり、歌をうたったり、口のまわりの筋肉をたくさん使うことは、口の機能の衰え予防にとても効果的なんですよ。喉仏や舌骨など筋肉が集中している場所を鍛えることで肺や食道へと続く弁の働きがスムーズになり、食べ物が喉につまったり、むせたりするのを防ぎます。私は老人介護施設などを訪れて「口腔ケア」や「口腔リハビリテーション」を行うこともあるんですよ。昔の流行歌をうたったり、お顔をマッサージしてさしあげたり(笑)、顔の内側と外側の両方から刺激を与えて口腔環境を健全な状態に保つことで、みなさんにいつまでも笑顔でいていただきたいですね。 |
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■サプリメント外来についてお話ください。 |
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近年ご高齢の方の多くに「栄養失調」の症状があらわれていることをご存知でしょうか?とくに不足しがちな栄養素としてあげられるのがタンパク質で、肉や魚の摂取が少ないようです。タンパク質は筋肉、皮膚、神経など、人間の体を形成する大切な栄養素。タンパク質が不足してしまうと、肉体的にも精神的にも衰えてしまうんですよ。いつまでも若々しく健康的な生活を送るためには、体をつくる材料をしっかり摂らないといけないのです。こうした考えのもと、栄養指導を行っています。場合によっては、不足しがちな栄養素をサプリメントで補うべくご指導しています。お口の健康を全身の健康へとつなげて行けるように、さまざまなアプローチでサポートして行きたいと思っています。 |
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■最後に、サイトをご覧になる皆様にメッセージをお願いします。 |
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インターネット上などに情報が氾濫する現代社会では、1つ間違うと情報に踊らされてしまうケースもあるのではないでしょうか。もちろん有益で確かな情報も存在しますが、目新しい情報にパッと飛びつくのではなく、ぜひご自分の目や足を使ってしっかりとチェックしていただきたいと思います。今は便利なツールがたくさんありますからね(笑)。患者さんもご自身もいろいろな角度から検証して、ぜひご自分にあった歯科医院を見つけてください。私も今一度基本に立ち返り、確実な検査と診断のもとに患者さん一人ひとりにあった治療プランをご提案して行きたいと思っています。
※上記記事は2014.10に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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