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山谷 英樹 院長
ヤマタニ ヒデキ
HIDEKI YAMATANI |
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まつおクリニック |
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出身地:千葉県 |
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趣味・特技:ピアノ演奏 |
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愛読書・本:佐々淳行の本 |
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好きな映画:ダイ・ハード、1950’sから60’sのハリウッド映画 |
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好きな言葉:冬来たりなば春遠からじ |
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好きな音楽:クラシック |
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好きな場所:自然豊かな落ち着いた場所 |
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■この道に至るきっかけと、これまでの経緯をお聞かせください。 |
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純粋に憧れから入ったと言いましょうか。小さな子どもに、「将来何になりたい?」と聞けば、「お医者さんになりたい」という答えがぽつぽつ上がってきますよね。私はその気持ちをずっと抱き続け、今に至ります。高校に入る頃にはすでに道を決めていて、迷うこともあまりなかったと記憶しています。
東邦大学を卒業後は、千葉大学の呼吸器内科に籍を置きました。呼吸器は他臓器との接点が多く、全身を診るのに適している科だと言えます。その点に魅力を感じ、呼吸器内科を専門にこれまで歩んできました。
縁あってこの春より、前院長に代わりまして私が『まつおクリニック』(東京メトロ東西線・葛西駅より徒歩10分)の院長として皆様を診させていただくこととなりました。「気軽に相談出来る地域の専門病院」として、皆様の健康増進のお役に立っていきたいと考えています。 |
■『まつおクリニック』をご紹介ください。 |
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当クリニックは呼吸器科・内科・アレルギー科を標榜しており、それに準じた検査機器体制を整えています。胸部レントゲンに心電図、さらには呼吸機能検査といって、たばこに因る肺気腫等の診断に用いる機器もあります。さらには血液検査も迅速におこなえるシステムを導入しています。たとえば、肺に影が認められるようなケースでは、血液検査をおこなって炎症反応の有無を調べ、その結果により治療の方向を決めていきます。
専門ということもあり、患者さんにはぜんそくの方が多いですね。それから、高血圧や糖尿病、高脂血症など、いわゆる生活習慣病に関連するお悩みもまた多くあります。地域のかかりつけ医として責任を持って対応していきたいと考えていますし、便利にご利用いただければと思います。 |
■診療の際に心掛けていることをお話しください。 |
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出来ること、出来ないことをしっかりと見きわめた上で、必要があればすみやかに近隣の病院に紹介しています。また、病状の説明は、とにかくわかりやすい言葉で語っていくことを心掛けています。何度も同じことを説明することがあるかもしれませんが、繰り返して丁寧に説明をおこなうことで、少しでも理解していただけるように努めていきたいと思っています。
生活習慣病のケアでは、お薬の服用も大事ですが、ご本人の意識が非常に大切になってきます。そのためにも、わかりやすく丁寧な説明が重要ということですね。 |
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■ぜんそくを始めとする呼吸器疾患について教えてください。 |
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ぜんそくという病気は、子どもだけが罹るものではなく、大人になってから発症する方も少なくありません。また、最近は咳喘息という病気も目立ちます。一般的なぜんそくは、ゼェーゼェー、ヒューヒューといった呼吸音が伴うものですが、咳喘息はそれとは異なり、どちらかと言えば“普通の咳”のような印象を受けます。しかし、一般的な咳止めを飲んでいただいても改善は望めません。やはりぜんそくと同じ治療をしなければ、症状が改善しないのです。その見極めは専門医でなければ難しいものと言えるでしょうね。
気をつけていただきたいのが、長引く咳です。肺がんや咳喘息等、ありとあらゆる病気の可能性があるわけですが、中でも結核の可能性は第一に否定しておきたいところです。
結核は過去の病気では決してありません。数は少ないながらも、依然として存在する病気であり、周囲への感染が時として起こりうるという懸念があります。ご本人もおつらいのですが、公衆衛生的な観点からも鑑別をしっかりとおこなわなくてはならないのです。
写真を1枚撮ればわかることが多いものですから、咳が長引いていると自覚されたら、確認のためにもいらしていただきたいですね。 |
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■最後に地域の皆様へメッセージをお願いします。 |
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睡眠時無呼吸症候群は居眠り運転による事故等を起こす恐れがあり、注意していきたいと考えているところです。CPAPという治療が代表的ですが、これを用いることにより、「治療をする以前に比べて劇的に身体がらくになった」という方も多くいらっしゃいます。この病気はご本人が自覚することはなかなかに難しく、周囲の人から指摘されて受診されることが多いのですが、日中の眠さや、頭がスッキリしないといった症状が思い当たる方は、是非ご相談いただきたいですね。
呼吸器にまつわるものでなくても構いません。何でも気軽に相談していただければと思いますし、そうしたことが可能な良い関係を患者さんと作っていければと思っています。すべての病気がその場で解決するとは限りませんが、皆様の健康寿命が少しでも長くなるよう、懸命に力を尽くしていきたいと思っています。
※上記記事は2015.5に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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