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岡田 吉弘 院長
オカダ ヨシヒロ
YOSHIHIRO OKADA |
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篠崎駅前クリニック |
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出身地:東京都 |
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趣味:テニス、ジョギング |
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好きな作家:森博嗣 |
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好きな映画:SF、ヒューマンドラマ |
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好きな言葉・座右の銘:人間万事塞翁が馬 |
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好きな音楽:クラシック、ジャズ |
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好きな場所:ヨーロッパ |
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■この道を志したきっかけと、現在に至るまでの経緯をお聞かせください。 |
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家族や親族に医療関係者がいたわけでもありませんので、子どもの頃から熱心に医師を目指していたということもなく、将来についてはもっと漠然と「人間を相手にする仕事がしたい」と考えている程度でした。早い段階から理系に進むことは決めていましたので、大学進学に際しては工学部も候補のひとつではあったのですが、機械を扱う工学部よりもやはり人の健康を扱う医学部の方に興味を引かれ、千葉大学の医学部に進学しました。
大学卒業後は外科について広く学び、5年目からは心臓血管外科の道に。母校である千葉大学の関連病院を中心に約16年間にわたって、心臓外科医として診療に携わりました。その後、生活習慣病について研究している知人の縁で東京大学に籍を移し、そこで2年間勤務。さらに、東京駅の駅前に建つサピアタワー内のクリニックに4年間勤めたのち、大学時代の同級生でもある理事長に誘われる形で、当院の院長に就任することになりました。おかげさまで今年(2016年)で7年目を迎えます。 |
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■「篠崎駅前クリニック」についてお聞かせください。 |
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都営新宿線の篠崎駅前にある地域密着型の総合診療クリニックとして、内科・小児科・皮膚科・整形外科など幅広い診療に対応させていただいています。最近は各診療科の専門化・細分化が進んだ結果、「どこで診てもらえば良いのかわからない」と悩む患者様も少なくないようですが、そうした患者様にとって最初に足を運び何でも相談できる「窓口」としての役割も、当院はこの地域のなかで担っています。言ってみれば、インターネットにおける「ポータルサイト」のようなイメージですね。
当院には、最寄りの篠崎駅ならびにお隣の瑞江駅周辺からも多くの患者様がお越しになりますが、下は0歳から上は100歳以上まで、年齢層もたいへん幅広くなっています。また症状も多岐にわたりますが、ひとつの症状だけでなく、たとえば普段は高血圧の治療で通院しているけれど今日は膝が痛いので整形外科で診てもらう、といった形でご利用されている患者様も大勢いらっしゃいます。さきほど「窓口」という言葉を使いましたが、このようにお体に関するさまざまな悩みや不調に対応するとともに、必要に応じて、より専門的な治療が受けられる医療機関へと橋渡しさせていただくこともまた、当院の大事な役割だと考えています。 |
■特に力を入れている治療などはありますか? |
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冒頭でも少しお話したとおり、私の元々の専門は心臓血管外科で、大学の関連病院にいた頃には冠動脈のバイパス手術や大動脈解離の緊急手術といった、難易度の高い手術も数多く手がけてきました。患者様の生命に直結する仕事ですので、もちろんやりがいはありましたが、その一方で「手術が必要になる前段階で、何とか食い止めることはできなかったのか」と感じる場面も……。心臓外科医としての仕事に一旦区切りをつけて、生活習慣病の予防・治療の方に軸足を移していったのも、「もっと上流部分で、患者様の健康を守るお手伝いがしたい」と思ったからなんです。
少々前置きが長くなってしまいましたが、そうしたことから、高血圧や糖尿病といった生活習慣病の予防・治療には特に力を入れています。生活習慣病というと薬を使った治療をイメージされる方が多く、当院にも「何か良い薬はありませんか?」と相談に来られる患者様も少なくありません。しかし生活習慣病の予防・治療でもっとも大事なのは、病名のとおり「生活習慣」そのものを改善すること。当院では医師と、食事の専門家である管理栄養士、運動機能の専門家である理学療法士などがチームを組んで、患者様の生活習慣の改善をサポートさせていただいています。 |
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■診療するうえで心がけていることを教えてください。 |
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健康に関する「窓口」として地域の皆様に広くご利用いただくためには、相談しやすい雰囲気づくりもまた大切だと考えています。こちらが堅苦しい態度では、患者様の側でも心を開いてお話をするのは難しいと思いますので、緊張感をほぐす意味でも、できるかぎり気さくに対応させていただくようにしています。ただし、患者様によっては気さくな対応を好まれない方もいらっしゃいますので、そのあたりは患者様に合わせた工夫や配慮も当然必要になってきます。
また当院には、高血圧などの治療のため定期的に通院されている患者様もたくさんいらっしゃいます。こうした患者様の場合、長く通われている間に、治療中の病気とは別の病気が陰で進行しているといった事態も十分に想定されます。自覚症状・自己申告がない場合、発見するのはなかなか難しいのですが、患者様との会話のなかから兆候を探ったり、あるいは必要に応じて検査をおすすめするなどして、他の病気の早期発見・早期治療にも努めています。 |
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■最後に、サイトをご覧になられる皆様にメッセージをお願いします。 |
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繰り返しになりますが、当院は地域の皆様にとって身近な「健康の窓口・アドバイザー」でありたいと思っています。「何科で診てもらえば良いのかわからない」「病院にかかる必要があるのかないのか教えてほしい」といったご相談でもけっこうですので、健康に関して何かお困りのことがありましたらお気軽にご相談にいらしてください。
また当院が所属する桐和会グループのなかには、小児専門の各種クリニック、回復期のリハビリテーョンを行う東京さくら病院、さらには病児保育室や高齢者向けの介護施設などもございます。まさに「揺りかごから墓場まで」の言葉のとおり、人生のあらゆるステージにおける医療・介護ニーズにお応えできるよう、これからもグループ一丸となって地域のために尽力していきたいと考えています。
※上記記事は2016.4に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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